信州おいしい空気の施設

東京オリンピックに向けて
受動喫煙防止の法制化をすすめるとニュースになっておりますが、
ようやくといったところです。

弊社も受動喫煙防止を推進しており、
H24年より
長野県の「信州おいしい空気の施設」に認定していただきました。

事業所の認定はまだまだ少ないようです。

受動喫煙防止を意識するのは、
タバコを単に毛嫌いするわけではなく、
私自身が実際の「たばこ病」になってしまったことがきっかけです。

会社は完全禁煙にしていましたが、
喫煙者のスタッフと1年半机を並べていたら、
喫煙者の吐くタバコ成分混じりの息(これを呼出煙こしゅつえんと言います)で
喘息や体調不良をおこすようになってしまいました。

まさかタバコの煙ではなく、喫煙者の吐く息だけで
たばこ病になるなどとは思ってもいませんでしたので、
実際にそれに気付くまで1年掛かりました。
会社に行くと体調不良になるので、会社の建物を疑い、
アスベストが使われてないかの調査までしてもらったくらいです。

喫煙者スタッフが辞めた今でも、
タバコの成分を感じると体調不良に見舞われます。

「分煙」という店にも入ることが出来ません。
同じ建物内で分けても、タバコのガスは簡単に漏れてきます。

マスクをしてもタバコのガスは侵入してきます。

マスクでは完全に防げません。

会社は完全禁煙にしても、
喫煙者がタバコの成分を纏ってくるため、
今ではお客さんから遠い場所に部屋を増築して仕事をしています。

(もちろん、喫煙者の採用も一切しておりません。)

国ではこの受動喫煙防止のための「分煙」に補助金を出してくれるそうですが、
こういう例にも補助金対象になるのでしょうか?
どなたか教えてください。

いずれにしても
もっともっと「空気のおいしい施設」が増えてくれることを期待しています。