実録:育休・産休、うちの会社の場合(長文です)
※育休ママさんへの批判ではありません※
小企業を大企業と一律に考える国への不満をぼやいています。
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弊社は20人ほどの会社ですが、
世の中の流れ、国の方針により、スタッフの産休・育休を受け入れている最中です。
しかしながら、
20人足らずの会社に「人事部」など存在するわけもありません。
すべて自分たちが他の実務と兼任で手続きを行います。
労務士とのやりとり、就業規則の作り直しなど、
(もちろん、ココには時間も含め大きな経費が掛かりました。)
社会保険免除の手続きから始まり、手続きが十数目以上あります。
それに小企業に穴埋めをする余剰人員なんている訳もありません。
人手不足の世の中、人の補充には本当に苦労しました。
募集しても誰も来ない>>ようやく新人が入る>>すぐ辞める・・・の繰り返し。
費用と教える時間がどれだけ無駄になったものか。
人手不足の時は派遣も小さい会社には回って来ません。
残ったスタッフが仕事を増やして乗り越えていかねばならないのです。
おまけにそんな時を狙ったように、
ベテランスタッフの入院、繁忙期にコロナ感染など
書ききれないことが、次々に会社を襲います。
スタッフ全滅の危機にどれだけ怯えた事か。
そんな朝、自分の家族に
「大変なことは重なるもんだね~。何とか乗り切らないと。」と
声を掛けられたとたん、涙か溢れ出て止まりませんでした。
完全に精神崩壊状態でした。
今でもその時の状況を思い出すと脱力感と共に涙が滲んできます。
他のスタッフは記憶が飛ぶほど、ただただ忙しかったと。
ようやく半年が過ぎたころ、
スタッフの補充もうまくいき、
思い切ってアウトソーシングも導入し、
いつしか程よい忙しさで、充実した日々になってきました。
—–そうして、まもなく育休からスタッフが戻ります。
先に書いたように人手不足時には派遣さえも手配出来ません。
育休を支え、その職場復帰を支えるため、
何とか1人分の売り上げをあげるよう頑張るしかないです。
苦労が絶えませんよ。
育休を受け入れるのは
その後もその会社で継続して働いてくれるのが前提のハズです。
もう一度書きます。
育休は、貴重な人材が長く職場に定着するための制度です。
子供の為に誰でも取れる権利ではないハズです。
これが5年10年、その時生まれた子が小学・中学・高校になって、
あの時大変だったけど、
今もうちの会社で頑張ってくれてありがとう!
なんて言えたらいいなと思うのですが、、、。
万が一、復職が無い、復職後すぐにやめるという事があれば、
育休支援は国がすべてやってほしいものです。
(嫌でも復職後、せめて半年働けば恩を返すことになる、とか
アドバイスしてる弁護士さん!!ブーイングです!)
不安にさせたくない、味方でありたいと思うのですが、
この1年半の大変さを思うと、
今後、そういう対象の女性を雇うということに
ためらいも感じてしまいます。
他の小企業の方々はどうされているのか、
知りたいところです。
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そして、後日急展開!
この春より育休から戻るはずのスタッフがから、
復帰が出来ないという連絡がありました。
<<<<終了>>>>
さて2024年4月18日、この記事に対して
何者かもわからない人物に
「えらそうに」「復帰するしないは勝手だろ」この件を労働局に通報するという脅迫をうけました。
自分が関わるわけでもない関係の無い会社に文句をいうとはどのような神経なのでしょうか?
または関係者?
「この春より育休から戻るはずのスタッフがから、
復帰が出来ないという連絡がありました。」ここにものすごく怒っていましたので。
私の会社は今回の一連の育休の件について、
どこの会社でも復帰前提が戻らないとなれば、育休に対して風当たりが強くなることは当たり前のことでしょう。
だから、弊社では、
これから結婚出産を迎えるであろうスタッフと共に今後はどう対応してやっていくべきか考えているわけです。
育休を支えるために周りが犠牲になる状態を繰り返したくはないですし、
育児休暇が申し訳ないことと考えてしまうこともダメですしね。
この問題提起の何が悪いのでしょうか?
小さい会社の苦労も知らずに脅迫まがいな電話を掛けてくるのも
どうかしていると思います。
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